社会医療法人 中山会宇都宮記念病院 総合健診センター 保健師長
菅原 由希子
「言ったのにできていない」「伝えたつもりが伝わっていない」「説明したけど…」ということが受診者とのやりとりやスタッフ間でよく起こります。
今回の「『接遇の基礎対応の振り返りから患者対応向上まで』~接遇6原則・相手の心証を考える伝え方・届け方~」を一緒に受講していたスタッフからは「伝わり方」には気質ごとの差異があるため、自分の伝え方ではなく、相手への伝わり方で伝えていくことの重要性を感じたという意見が多く聞かれました。日頃の自分自身の対応が相手目線なのか自分目線なのかに気づく良い機会になりました。
他にも様々な年代の健診受診者への説明や刻々と状況が変化していく現場において短時間に必要な情報を効果的に伝えていくPREP法、私語に聞こえない業務中の会話運び等、即実践できる内容ばかりでした。
今後は学んだことが自分のものになっていくように日々の業務の中で繰り返し、使用していきたいです。