ケニアで日本式の医療提供

ケニアで日本式の医療提供

●ケニアで日本式の医療提供 大分の病院が検査施設開設
2016年4月12日 08時44分 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016041201000980.html

  【ナイロビ共同】

 大分市の医療法人光心会「諏訪の杜病院」は11日、ケニアの首都ナイロビで、C
Tスキャンなどの最新機器を備えた検査センターを開設した。

 ケニアで増える富裕層に日本式の質の高いサービスを提供し、その利益を貧困層の
医療支援に活用するのが狙い。

 諏訪の杜病院の武居光雄院長は非政府組織(NGO)を設立。

 2013年から月1~2回、ケニアの地方にあるスラムに医療スタッフを派遣し、
住民の診察や治療に当たってきた。

 今後は診療所や病院も設立したいという。

 11日の開所式に参加したケニア保健省関係者は「このような施設ができるのはあ
りがたい」と語った。

 「諏訪の杜病院」が開設した検査センターにあるCTスキャンの前で現地職員と話
す武居光雄院長(左)=11日、ケニア・ナイロビ(共同)